月桃
宮城 恵輔(みやぎ けいすけ)
[沖縄県在住]
私は両手に障がいがあるため、タッチペンを口にくわえてipadに絵を描いています。
21歳の時に飲酒運転の自損事故で障害を負い両手が不自由になりました。悔恨の中で自分の役割を模索し、「俺みたいになるな」と飲酒運転の危険性を訴える活動をしてきました。
ある日、すすめられて口にペンをくわえて絵を描き、何とも言えない楽しさを見つけました。絵は新しい生き甲斐となりました。私の絵を見て心が癒されることができると嬉しいです。
宮城恵輔(Tefu)SNS♯口タッチペン
宮城恵輔さんの作品は絵本のような優しいタッチの世界観を持っています。彼は事故を経て沖縄県警より飲酒運転根絶アドバイザーを委嘱され、県内で多くの講話を行なっています。この活動と共にドアレスアーティストとしての「活動」、また団体の理事も兼務しています。
彼の作品は、事故で失った「手」の機能を口で代用し、あえて「手書きタッチ」として自ら表現しているのが特徴です。この作品が多くの人の目に触れて、日々の生きづらさを感じている方々に、何らかの癒しと心の安らぎを与えてくれることを願っております。
一般社団法人ドアレスアートオキナワ 理事・事務局長 呉屋マリヤ
「一般社団法人 ドアレスアートオキナワとは」
沖縄県県内で「アート」を表現している障がい者アートを、私たちは「ドアレスアート」と呼称します。
それは ♯アートに垣根はない からです。
私たちは、沖縄県でこの活動に関するアーティストの「発掘」「発信」「繋ぐ」というプラットフォーム団体です。
この団体活動を通して、幅広い世界への自由なドアの無い世界へ羽ばたいてほしい。そう願い、私たち団体はそのドアマンとして活動しています。
団体概要は下記QRコードからご覧ください。またアーティスト活動に参加されたい方、サポートしたい方も随時募集しております。
一般社団法人 ドアレスアートオキナワ 代表番号 050-3196-8886