花火

志多伯 逸(したはく すぐる)
[宜野湾市在住]

彼の主題は、学生時代から花火とエスカレーター。実在するものは少なく、自分の考えた架空の設定や近い将来にできる駅や商業施設などを、人に説明しながら描く。花火の絵は、黒い画用紙に不透明インクのペン類で描くことで、色鮮やかに輝く花火の美しさを表現している。これも自分で考えた花火大会が多い。いずれの作品も、飽くことなく幾重にも線を重ね、そのことが作品の独自性と強度を生み出している。2013年の「素朴の大砲」展に出品して以降、県内外で紹介され、高い評価を得ている。
アートキャンプ2001実行委員会 朝妻 彰
若竹福祉会では、地域で暮らす障害のある人が、生き生きと自分らしく暮らしていけるよう、様々な福祉サービスを展開しているほか、創作活動にも力を入れています。
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